北欧の古い布展 in 山形 Q1ーイベントレポート
- だんな

- 3 日前
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山形市 やまがたクリエイティブシティセンターQ1 にて開催しておりました「北欧の古い布展」、無事に終了いたしました!
ご来店くださいました皆さま、そして山形だけでなく、宮城・福島・新潟、さらには関東からも足を運んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。
■ 2年ぶりの開催へ
山形での布展は今回で2回目。前回から少し時間が空いていたこともあり少々心配も。
「またあの場所で、良い展示ができるかな」そんな気持ちで準備をさせて頂いたイベントでした。
当日の朝は緊張で無口になるほど…笑 そわそわしながら準備を進めておりましたところ....

こちらは朝一番のQ1会場。
10時の開館と同時に、たくさんのお客様が会場へ。その光景を見た瞬間、胸がじんわり熱くなりました。「今回も楽しみにしてました!」っと温かい言葉もいただきうるうるしながら接客を続けていた時間は忘れられない思い出です。
アチコチ上下に幅広く商品を並べさせて頂きました。皆様楽しく手に取って頂けましたでしょうか?
■山形市Q1の「北欧の古い布展」はこの様な感じ

会場となったQ1は、昔の学校をリノベーションした施設。
私たちの会場「2-C」は、教室を再利用した趣きのある空間です。
高い天井、やわらかな照明、少し冬の空気の残る窓辺──その雰囲気に合わせ、布をゆったりと飾りながら“北欧の森”のような空間をつくりました。
入口の扉はあえて開放し、外の寒さも忘れるくらい、明るく賑やかな時間が流れていました。

■ 天井から揺れるヴィンテージ布。1950〜70年代の名作たち
店内にはフィンランドやスウェーデンの1950年代〜70年代の古いカーテンを中心に6枚展示。
花柄、ジオメトリック、伝統柄──まるで一枚のアートのように、個性豊かな布たちが揺れています。
布って、本当にいいですね。風にふわりと揺れるだけで、心がゆっくりほぐれていくようです。お客様にもそんな時間を感じていただけていたら嬉しいです。
※左からHoward Smithのお花柄、Sven Fristedの蝶々柄、真ん中はリンドベリの宇宙船の様なタペストリー。様々なデザインが見えますねー

■ 冬に寄り添う編み物雑貨のコーナーも人気に
今回は12月の開催ということもあり、ラトビアのミトンや北欧の編み物キットなど、“冬を楽しむための雑貨”コーナーも大盛況でした。
背景にはOld Marimekko「Max ja Moritz」の白、そしてレトロな雰囲気が可愛い1950–60年代のピンクのウニッコ。北欧ヴィンテージらしい、あたたかい空気が広がっていました。
生地と雑貨。
寒い冬に身に着けるアイテムは可愛いくて良いですねー!

今回のイベントで心に残った言葉を頂く事が御座いました。
「よく遠くから来たね。ありがとね。」
私たちのお店は福井から“販売する側”として。また、山形や東北が好きでこの地を選びイベントを開催させて頂いたのですが、こんな温かい言葉をかけていただけるとは思っておらず「本当に商売を続けてきて良かった...」と心が熱くなりました。
正直私共今年の5月に実店舗を閉めており「ネット販売だけにしようか...小売りも続けていくべきか」と迷うことが多くあります。
ですが、直接お客様とお会いして言葉を交わせる小売りのイベントはやっぱり特別なのだと強く感じました。
また私達もこの様な言葉を伝える事が出来るようにならないと と思ったのでした。
■ いただいた言葉を励みに、また次の一年へ
皆さまからいただいた温かい言葉とパワーを胸に、次にお会いする時には、さらに喜んでいただける品揃えで戻って来たいと思っています。
「目指すは1年後の再開催!」また必ず山形で、入れ替わった新鮮な商品を持って皆さまにご挨拶できますように。そのために、良い雑貨探しに励んでいきます!
ご来場いただいた皆さま、お選びいただいたお品をぜひご活用頂けますと幸いです!本当にありがとうございました。


